64歳で退職は損?失業保険と年金の「魔の調整」と一番得する辞め時

  • 2026-02-02
  • 2026-02-01
  • 雑記
マユ
マユ
ケンさん、親戚のおじさんが「64歳で会社を辞めたいけど、年金が減らされるかも」って悩んでるんです。
失業保険をもらうと年金が止まるって本当ですか?
あと数ヶ月我慢して65歳になってから辞めた方がいいんでしょうか…?
ケン
ケン
これは非常に重要な問題だね。
実は「64歳11ヶ月」で辞めるか、「65歳0ヶ月」で辞めるかで、もらえる総額が100万円以上変わることもあるんだ。
結論から言うと、「年金ストップ」を恐れずに64歳のうちに辞めた方が得するケースが多い。そのカラクリを解説するよ。

「定年まであと少しだけど、もう体力的にきつい。」
「65歳になる前に辞めたいけど、損はしたくない。」

60代の退職において、最も頭を悩ませるのが「失業保険と年金の関係」です。
この2つは非常に仲が悪く、基本的には「同時にはもらえない(併給調整)」というルールが存在します。

しかし、実は「ある条件」を満たす退職日を選ぶことで、このルールを回避したり、トータルの受給額を最大化したりする裏技的な知識が存在します。

この記事では、複雑怪奇な年金制度を翻訳し、「64歳で辞めるべきか、65歳まで待つべきか」の最終結論を出します。
退職届を出す日付を書く前に、必ず読んでください。

📖 この記事でわかること

  • 失業保険をもらうと年金が全額停止になる仕組み
  • 「64歳退職」vs「65歳退職」もらえる金額シミュレーション
  • 65歳以上限定の「高年齢求職者給付金」とは?
  • 一番得する「最強の退職スケジュール」

1. 【大前提】64歳までは「ダブル受給」ができません

まず、一番残酷なルールから説明します。
あなたが60歳〜64歳の間にもらえる「特別支給の老齢厚生年金」を受け取っているとします。

この状態で会社を辞めて、ハローワークで「失業保険(基本手当)」の申し込みをすると…
翌月から、年金の支払いが全額ストップします。

🚫 併給調整(へいきゅうちょうせい)の罠

国の方針として、以下のルールがあります。

  • 「失業手当」= 働く意思があるのに仕事がない人への生活費
  • 「年金」= 引退した人への生活費

つまり、「働く気があるのか引退するのかハッキリしろ」ということで、両取りはできない仕組みになっているのです。

基本的には「金額が高い方(多くは失業保険)」が優先され、年金が止まります。

「えっ、じゃあ年金が止まる分、損するじゃないか!」
そう思いますよね?
しかし、計算してみると「年金を止めてでも、失業保険をもらった方がトータルでは得」というケースが圧倒的に多いのです。

2. 徹底比較:「64歳退職」vs「65歳退職」

ここが運命の分かれ道です。
実は、65歳の誕生日を境に、失業保険の名前と内容がガラリと変わります。

項目 A:64歳11ヶ月までに退職 B:65歳を過ぎてから退職
もらえる名前 基本手当
(いわゆる失業保険)
高年齢求職者給付金
(一時金)
もらえる日数 90日〜150日 30日 or 50日
受け取り方 4週間に1回認定日に通う 一括でドンともらえる
年金との関係 年金は止まる ダブル受給OK!
(年金も止まらない)

この表の落とし穴

一見すると、B(65歳退職)の方が「年金も止まらないし、ダブル受給できてお得!」に見えますよね?
しかし、ここに大きな罠があります。

注目すべきは「もらえる日数」です。

  • 64歳まで:最大150日分(約5ヶ月分)もらえる
  • 65歳から:最大50日分しか出ない

この「100日分の差」は、年金停止のマイナスを補って余りあるほどデカいのです。

3. 【シミュレーション】どっちがいくら得なのか?

具体的な数字で見てみましょう。
(※勤続20年以上、月給30万円、年金月額10万円のモデルケース)

パターンA:64歳で退職した場合

失業手当の日額:約5,000円 × 150日 = 75万円

【マイナス要素】
この受給期間中(約5ヶ月)、年金(月10万)が停止。
年金停止額:10万円 × 5ヶ月 = ▲50万円


トータル手取り:+25万円

パターンB:65歳で退職した場合

高年齢求職者給付金(一時金):約5,000円 × 50日 = 25万円

【プラス要素】
年金は止まらないので満額もらえる。
(※ただし、これは「失業保険のおかげ」ではなく、元々もらえるはずのお金)


トータル手取り(給付金のみ):+25万円

「あれ?計算したら同じくらい?」と思いましたか?
実は、ここには「税金」の魔法がかかります。

失業手当(A)は「非課税」です。いくらもらっても税金はかかりません。
一方、年金は「雑所得」として課税対象になります。

つまり、「課税される年金を止めて、非課税の失業保険をガッツリもらう(Aパターン)」方が、手取り額では有利になるケースが圧倒的に多いのです。

4. 結論:一番得する「最強の辞め時」はいつ?

制度をハックした結果、最もおすすめな退職日はこれです。

65歳の誕生日の「前々日」

なぜ「前日」ではなく「前々日」なのか?
ここが行政手続きの最大の落とし穴です。

年齢計算に関する法律の罠

日本の法律では、「誕生日の前日に1歳年を取る」と決まっています。
つまり、4月1日生まれの人は、3月31日に「65歳」になります。

もしあなたが「65歳になる前に辞めたい!」と思って、誕生日の前日(3月31日)に退職すると、法律上はすでに65歳。
もらえるお金が「基本手当(150日分)」から「一時金(50日分)」に激減してしまいます。

だからこそ、余裕を持って「誕生日の前々日」までに退職日を設定するのが鉄則なのです。

5. ただし「65歳以降」に辞めた方がいい人もいる

全員が64歳で辞めるべきかというと、そうではありません。
以下のパターンの人は、65歳を過ぎてから(一時金をもらうコース)の方が幸せになれます。

  • 年金額がめちゃくちゃ多い人
    (例:役員などで年金月額20万以上あるなら、止めるのが勿体無い)
  • ハローワークに毎月通うのが面倒な人
    (一時金なら1回行けば終わり。あとは自由)
  • すぐに再就職する気満々の人
    (長期の失業手当をもらうつもりがないなら、年金をもらいながら働いた方がいい)

6. 「手続きが面倒くさい」と悩んでいるあなたへ

ここまで読んで、「計算とか手続きとか、もう頭が痛い…」と感じたかもしれません。
特に60代の退職は、体力も気力も低下している時期です。
一番の目的は「お金」ではなく、「あなたの健康と平穏な老後」のはずです。

ケン
ケン
「1円でも損したくない!」と必死になりすぎて、ストレスで倒れてしまったら元も子もないよ。
もし今の職場が辛くて、65歳まで待てないなら、今すぐ辞めても大丈夫。
数万円の差なんて、健康な体があればすぐに取り戻せるからね。

もし、「上司に辞めると言うのが怖い」「引き止められたら断れない」という理由でズルズル続けているなら、プロの力を借りてサクッと終わらせるのも賢い選択です。

60代でも利用できる退職サポート

① 話を聞いてほしい・優しく辞めたいなら

退職代行Jobs

「定年前に辞めるなんて言いづらい…」という悩みも、専任のカウンセラーが聞いてくれます。
労働組合運営なので、有給(残りの人生の夏休み)もしっかり消化して辞められます。

退職代行Jobs(ジョブズ)
5

・【当サイト1位】業界で唯一「無料カウンセリング」付き
・労働組合運営だから「有給消化」の交渉が堂々とできる
・弁護士監修×セラピスト在籍で「守り」と「癒やし」が最強
・辞めた後も安心!給付金サポートや転職支援などの特典が満載

運営元

労働組合(合同労働組合ユニオンジャパン

料金

27,000円(税込・別途組合費2,000円)

対応

24時間LINE対応・即日退職

強み

【業界希少】本格的なWEBカウンセリング無料

「辞めた後の心」まで守ってくれるのはJobsだけ!

「辞めても自分が傷ついたままじゃ意味がない」と考えるHSPさんに、私が一番おすすめしたいのがここです。
ただの手続き代行だけでなく、プロの心理カウンセリングが無料で受けられるのは業界でJobsだけ。

労働組合が運営しているので、有給もしっかり消化して、心も財布も満たされた状態で新しい人生をスタートできます。
「もう傷つきたくない」なら、迷わずここを選んでください。

② 退職金トラブルが不安なら

退職110番(弁護士)

「退職金を減らすぞ」などの脅しがあるなら、弁護士にお願いしましょう。
長年勤めた功績を、最後の最後で奪われないように守ってくれます。

退職110番
4.8

・【弁護士運営】「損害賠償」「懲戒解雇」などの脅しを法的に完全ブロック
・民間業者では不可能な「未払い残業代」や「退職金」の請求・交渉が可能
・労働問題に強い弁護士が担当するため、万が一の裁判沙汰も防げる
・「会社と一切話したくない」「確実に縁を切りたい」人のための最終兵器

運営元

弁護士法人あおば

料金

43,800円(税込)

対応

弁護士が直接対応・全額返金保証

強み

【弁護士運営】法的トラブル・金銭請求に最強

「訴えるぞ」と脅されたら、迷わずここへ!

「損害賠償請求するぞ」「家に行くぞ」といったブラック企業の脅しに怯えているなら、Jobsではなくこちらを選んでください。
運営元が「弁護士法人」なので、法的な交渉力は全サービス中で最強です。

料金は少し高いですが、未払い残業代を取り返せばプラスになることも。
「絶対に失敗できない」「トラブルを完封したい」という方のための、頼れる用心棒です。

まとめ:64歳退職は「逃げ」ではなく「戦略」

最後にポイントをまとめます。

  • ✅ 基本的には「64歳11ヶ月」までに辞めるのが、受給総額は一番多い。
  • ✅ 失業保険をもらっている間、年金は止まるが、それでもトータルはプラスになりやすい。
  • ✅ 65歳の誕生日の「前々日」までに退職するのが鉄則。
  • ✅ 手続きが面倒なら、65歳以降に「一時金」をもらうのもアリ(気楽)。

人生100年時代。64歳はまだ折り返し地点を過ぎたばかりです。
制度に縛られて嫌な仕事を続けるよりも、賢く制度を使って、新しい第二の人生をスタートさせてくださいね。

👇 無理せず辞めて、自分を守ろう


【決定版】おすすめ退職代行ランキングを見る >

退職者限定の裏ワザ

辞めた後の生活費、
「数百万円」損していませんか?

退職代行を使う前に知っておくべき「国の給付金制度」があります。
条件を満たせば、働かなくても最大28ヶ月間、月給の約6割を受け取りながらゆっくり休むことができます。

社会保険に1年以上加入している
退職前(在職中)である
心身の不調がある(通院検討中)

※「退職代行」ではありません。給付金サポートの解説です。